胃液とは、ペプシンと言う酵素と塩酸を含む強酸性消化液で、タンパク質を分解する。

胃はタンパク質でできているが、分解されないのは、胃の内壁面を抗胃液性粘膜が網目状にガードしているからで、勿論胃液はこの網目を通過することはできない。しかしストレスなどがあって、前頭葉(抑制)と大脳辺縁系(衝動)との間に葛藤があり、その葛藤の量や質によって、網目が欠落したり拡大したりすると、胃液が直接胃壁を襲う、それが心因性胃潰瘍である。