脳出血は発症状況と経過は一般に頭痛、悪心、嘔吐をもって始まり、次第に意識障害が進み、こん睡状態になる。半身の片マヒを起こすことが多く、感覚障害、失語症、失認 失行、視野障害等が診られる。

脳梗塞は発症状況と経過は、アテローム血栓症脳梗塞やラクナ梗塞では、夜間安静時に 発症し起床時に気が付かれ、症状が徐々に完成することが多く、心原性脳栓塞症では、 日中活動時に突発的に発症して完成することが多い。