便秘は身体の大敵です。
ダイエットにもよくないですし、お肌にもよくない。
でも便(ここではBENと呼びましょう)は貴方の唯一の生産物です。
そのメカニズムを理解して、ダイエットにも活かしましょう。

 

大腸の中は、ありとあらゆる細菌が数百億個も住み着いています。
その中には主に善玉菌や悪玉菌と呼ばれているものが、その時の体調次第で増殖、分裂、死滅を繰り返して生活をしています。

菌の中には、食べ物の繊維質を分解して糖分を作るものもいれば、タンパク質を分解してアミノ酸に、脂質を分解して脂肪酸を作ったりしています。

とりわけ善玉菌と呼ばれているビフィズス菌は腸内菌の代表的なもので、ビタミンの生成やガンを防止したり腸内の環境を良好にする大きな役割を持っています。

S状結腸でできる便の3分の1は腸内で剥がれ落ちた粘膜や分泌物やそれら細菌の死骸です。

こうして口から入った食べ物は、食べ物にもよりますが30時間から120時間を掛けて直腸へと向かい、ある程度の量になると便意を起こし、排泄へと繋がります。

※この記事は昔メディアディスパッチさんでも掲載させていただきました。