甲状腺異常の自己チェック法。

甲状腺機能の異常を見つける検査です。基礎代謝とは、人が生命を維持するために最小限、消費しなければならないエネルギー量、詳しく言えば、暑くも寒くもない場所で何もせず横になって居るとき、体の表面から発散される熱量です。甲状腺ホルモンの主な働きは新陳代謝の促進ですから、甲状腺機能の異常は当然、基礎代謝に影響を与えます。

日本人の成人の場合、1日の基礎代謝量は1200~1400キロカロリーとされています。この量には性差や年齢差がありますが、およそその人の体表面積に比例します。そこで体表面積で割って計算された「健康な人の平均値」に対し、測定した基礎代謝量が何%にあたるかを求め.たのが、基礎代謝率(BMR)です。

この基礎代謝率が120%以上なら甲状腺機能亢進症、80%以下なら甲状腺機能低下症が疑われます。ただし、これらの数値は例えば高血圧の人には当てはまらないなど、誤差が出やすいので、即断は禁物です。

  • 数値が高い場合        バセドウ病
  • 数値が低い場合 粘液水腫など