風邪などで高い熱が出ると、よく節々が痛むと言います。これが風邪による関節の痛み、しかし関節の痛みを伴う発熱には、慢性関節リウマチなどの疑いもあります。これは外敵の攻撃から自分の体を守る免疫の機構が、自分の組織に向かって働いてしまう自己免疫病の一つです。こうした免疫異常によって関節に炎症が引き起こされるわけですが、関節がこわばり、手足がスムーズに動かないといった症状が出るのが特徴です。